音楽論1

 音楽は商業主義に屈してはならない。これは、その他すべての芸術にいえる事であるが、芸術とは内なる心の表現手法である。ただ、作り手の自己満足で終わっているものは、芸術とは言えないだろう。内なる心の表現が、人々に支持されないものであればいけない。ただ、間違っていけないのは、芸術の受け手が、それなりの美意識をもった、識者でなければ、いくら、大衆に指示されようとも、それは単なるエンターティメントに過ぎない。って何がいいたいのか?と、思われるだろう。久々に素晴らしい音楽に出会えたのである。ケイト・ブッシュ

エアリアル

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これを聞いたからだ。はっきり言ってそれまでケイト・ブッシュといえば「嵐が丘」くらいしか知らなかったのだが、Amazoneのレヴューを見て、思わず購入してしまったのだ。魂を癒す音楽。そういってもいい。ライナーノートに書いてあったのだが、ケイトを見出したのは、かのPINK FLOYDのディブ・ギルモアというのだからなるほどと思ってしまった。かといってケイトの音楽はプログレでもないし、ロックでもない、ポップとも違う。ケイトの音楽、としか形容の使用がない音楽だ。音楽ツウの方には、ぜひ、ジャンルにこだわらず、聞いて見て欲しい。PINK FLOYDが好きな貴兄であれば、なおさら聞いて欲しい音楽だ。